堆肥づくり

堆肥というものを作ってみました。

移住してすぐの4月から少しずつ畑田んぼに取り組んできましたが、今のところ満足のいく野菜づくりは残念ながらまだ行えておりません。

何が原因かというと、あまり手をかけられてないことも勿論なのですが、近所の農家さんに聞いてみるとそもそも土を作れていないからだということでした。

土をつくる?

そうなんです。

農業、とりわけ農薬や化学肥料を使わない農業を行う場合に何よりも大事なことがこの土づくり。微生物の多い健康な土をベースに、作物自身が本来持っている力を最大限に引き出すことが求められる農業。
昔はこれが普通だったんですよね。

人間も同じで、健康的な暮らしをしていると自然と健康的なからだやこころが養われる。

話を戻しますが、とにかく農業には土づくりが大切、ということで堆肥をつくりました!

まずは堆肥場を作成。
自宅にあったトタンの切れ端と借りている農地に埋まっていた木材をつかい2m、1.5mの枠を拵えました。
使う材料は主に炭素系のもの、窒素系のものの二種類。

炭素系はもみがら、稲わら、米ぬか、落ち葉、刈り草。
窒素系は、鶏糞、野菜くず、おから。

これを10対1くらいの割合でミルフィーユ状に重ねていきます。
稲わらは稲刈り後のを再利用。
無駄になるものなんて農業にはないという循環を肌で感じられます。
落ち葉はそこら中にあるのをかき集めました。落ち葉にも堆肥向きのとそうでないのがあるみたいですが今回はスルー。笑
コンポストに入れていたものも分解されていましたので少し加えました!

足で踏んで圧縮して、最後に水をかけて終了。

さてさて、うまく発酵して分解しておくれよ〜。

驚くべきことに全ての材料にお金がかかっておりません。全て地域にあるもの。
健康な土を作るにはお金は必要なさそうです。

春にはいい堆肥となって土づくりに貢献してくれることを願います。

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