ガーナの織り、私の織り、そして生きるちから
こんにちは、あきのです。
どうして機織りを始めたのか、と、たまに訊ねられることがあります。
衣食住、生活の基本をできるだけ手作りするということを暮らしの緩やかな目標としている中で、
「次は服つくれるようになったら?」とやさんに言われたのが決定的なトリガーだったと思います。
しかしながら、始めてちょっと経ってから、そういえば、大学生のときにも少しだけ織りに関わっていたということを思い出したのでした。
大学休学中にいた西アフリカ、ガーナで出逢った伝統の織物のケンテ。
カラフルで独特な模様を織りなす布に恋に落ち、色んな種類のケンテ布を買い集めていました。
(ケンテ工房見学。)
(こんなマッチョなお兄ちゃんたちが織っているんですねぇ)
(青空工房?外で織るとは気持ちよさそうだ…)
そして、首都アクラのマーケットの雑貨屋さんでポーチを見つけ、
お店の人に「仕入先の工場にお願いして私の持っているケンテでこのポーチを仕立ててもらえないか」と頼み込んで、
集めていたケンテでポーチをつくってもらいました。
そして帰国後、大学祭で販売したのでした。
(マーケットのブラザーたち。)
(出来上がったポーチたち。)
(夏休みにはるばる西アフリカで合流して旅した後輩ちゃんたちと共に販売)
当時は自分自身が布を織るようになるとは思いもしなかったけれど、
織物だったり、刺繍だったり人の手仕事で作られたものは前から好きだったんだなぁと。
ガーナでの暮らしの中で、現地の人の生きる力、自給する力に感銘を受けて、
自分も暮らしを自給できるようになりたい!と思っていたけれど、
思い返してみると、どこか心の中に「自分にはできない」と距離を置いて考えていることのほうが多かったのかもしれません。
でもこれからは、ちょっと田舎に身を置いて、今まで「お金で買えば解決する」という思考だったものを、
それ以外の方法で解決できるようなチカラをつけていきたいものです。
(↓田舎へ行きます、のご報告はこちら)
まだまだこれからですが、無理なく、ゆるやかに、
そんな暮らし方を目指していこうと思う、あきのと、パートナーやさんです。
(やさんへ、カラフル手織りパンツのプレゼントじゃー)
あきの
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