結納

こんにちは。あきのです。

2015年9月20日,広島県福山市の実家で結納を執り行いました。


これで正式にやさんと婚約

ということで,報告させていただきます。


あきの初投稿のブログでいきなり婚約会見記事というビッグニュースですが

わが社 yokayocafeの設立に至る経緯とほぼ同義ですから

自社紹介にちょうどいいということにしておきましょう。


出逢いは
2011年6月,東日本大震災3ヶ月後の陸前高田市。
派遣されたインターンシップ先がたまたま一緒になった、やさん。

農との出逢いもそのときでした。
農業を手伝いながら、農業について調べ、考える日々。

二週間では足りないと、8月に再訪。
6月に植えたキュウリを収穫しながら、
地域の農家さんを訪ね歩き、話を聞かせていただきました。
最初は何かできることをしたいと、赴いた陸前高田でしたが
震災後のあの悲惨な状況下で
自分の無力さを感じずにはいられない、葛藤と闘う日々でした。

どれだけのことが被災地に残せたかといえば
本当に本当に、限りなく小さなものでしかないと思いますが、
自分の中に残ったものは、とても大きなものでした。

街ごと流され、たくさんのモノが失われてしまった被災地には、
ただただ何もなくなってしまっていて、
それ故に、生きるために本当に重要で、本当に必要なモノが
何であるかが見えやすくなっていたように思います。

人との繋がり、自然との繋がり、
そして自分で必要なモノを創り出す、生きるチカラ。


その後、やさんとは遠くに離れていながらも、
またそれぞれ色んな場所で、色んな人やモノに出逢って
あのときの学びを深めながら、それぞれ生き方を模索していました。



そして4年経った今、2015年。

私の生きたい生き方は
やさんと一緒ならば、生きられるんだろうなと、
やさんと生きられたらいいなと、
なんとなく抱いてきた想いが
ちょっとずつ確信になっているような気がして。

2月、長崎にいたやさんに手紙を送りました。

もしもやっさんが同じ気持ちでいるのならば、
パートナーとして一緒に暮らしを創っていきませんか?

と。


そして…





こうなりました(笑)




ここに辿り着くきっかけとなった陸前高田でお世話になった人たちや

今まで出逢ってきたたくさんの人たちへの恩返しは
一生かかっても、できるか、できないか…

それでも私は、お世話になった人たちへ、恩を返せるよう、
社会へ、後世へ、想いを繋げていけるよう生きていきたいので、
やさんと一緒に生きることを決めました。



まだまだ未熟で試行錯誤の毎日ですが、
これからyokayoCafeとして、我々の暮らしを
このHPでも共有していきたいと思っていますので
多くの人に繋がり続けていただければ幸いです。

ご縁をいただき、
本当に有難う御座います。

あきの





「じいちゃんが植えた庭の花  〜あきちゃんの頭彩る〜  より」

0コメント

  • 1000 / 1000

yokayo cafe

染織工房YokayoCafe サイトリニューアルしました。 → http://yokayocafe.com